サマーウォーズ・死ぬほど難しい素因数分解暗号の回答は?意味と元ネタについても

2009年に公開されたアニメ映画「サマーウォーズ」。

本作では主人公・健二に送られてきた暗号を回答する事から物語はとんでもない方向へ向かっていきます。

今回はその死ぬほど難しい暗号の回答と素因数分解の答えと元ネタについて紹介していきます。

サマーウォーズ・死ぬほど難しい2056桁の暗号を素因数分解した回答は?

本作品で登場する仮想空間OZのセキュリティは2056桁の暗号で守られていましたが、送られてきたのはその2056桁であり、主人公・健二は解答、すなわちパスワードを送り返してしまった事により、OZは大混乱に陥ります。

そのセキュリティ暗号の回答は

“the magic words are squeamish ossifrage To know is to know that you know nothing That is the true meaning of knowledge”

になります。では、元ネタと意味について紹介します。

暗号の意味と元ネタについて(Shorの因数分解アルゴリズム)


冒頭の一行はRSA-129(桁数が大きい合成数の素因数分解問題が困難であることを安全性の根拠とした公開鍵暗号の一つであるの回答のこと。)であり、2文目はソクラテス・孔子の言葉「無知の知」になっています。

「無知の知」とはソクラテスが言葉として有名ですが、似たような言葉として孔子も述べています。

他人の無知を指摘することは簡単であるが、言うまでもなく人間は世界のすべてを知ることはできない。 ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではないことに気がついている、言い換えれば無知であることを知っている点において、知恵者と自認する相手よりわずかに優れていると考えた。

引用元:ウィキペディア

これをRSA−129と組み合わせるとは、衝撃ですよね。

よっぽどOZの管理者はあらゆるものを悟っている人物ではないでしょうか。

また、この暗号の元ネタは主人公・健二が作中で一瞬読んでいる本に由来しています。

その本は「Shorの因数分解アルゴリズム」です。Shorのアルゴリズムは量子コンピューターを前提とした著書となっています。

コンピューターが処理する上で、暗号や記号に関する仕組みが提唱されている書物になります。

仕組みを理解していたからこそ、健二は暗号を解く事ができたと推測します。

全て計算された上で、この本の内容を元に、本作の暗号は作り出されたのだと思われます。

まとめ

今回はサマーウォーズに登場する暗号の答えの意味や元ネタについて紹介しました。

普通に見ていればそこまで気にする内容ではないですが、細部まで設定を作り込まれている事がわかりますね。

理数系でないと、さっぱりな内容だと思いますが、少し頭にい入れておくと、また違った形で作品を楽しむ事ができますね。

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