崖の上のポニョ・グランマンマーレの正体は何者?意味やフジモトとの関係についても

崖の上のポニョに登場する、水の中から登場する巨大な女性。名前はグランマンマーレと言います。

急に登場しインパクトがあるキャラなのですが、今作では非常に重要な役になります。

今回はグランマンマーレの正体は何者なのか、名前の意味やフジモトとの関係について紹介していきます。

崖の上のポニョ・グランマンマーレの正体は何者?(画像あり)

グランマンマーレは海の中から急に登場し、フジモトの前に登場します。

巨人とも思える姿で水の中から顔を出しますね。その姿は神々の雰囲気を醸し出しているだけでなく、人魚や魚の群のようにも感じます。

グランマンマーレの正体はにはいくつか説があります。

  • 全世界・全宇宙の母親としての象徴。
  • ナイアルラホテップ
  • 海の神様・仏の類

それぞれ解説していきます。

全世界・全宇宙の母親としての象徴。

今作登場する主人公である、宗介の母親リサが登場します。そして、ポニョの母親としての存在でもあります。

それぞれの生活する世界は違えど、この2人は今作で母親として重要な役回りしています。

ポニョは宗介の血を舐めたことにより、人間の力を手にします。ここで、ポニョの中には、リサの血とグランマンマーレの血が混血した事になります。

そして、津波が発生するなど、結果的に世界の形を変えてしまいます。

この事から、「人間」の血と天変地異を司る「全世界・全宇宙」の血の混ざりが起こしたことになると考察します。

また、グランマンマーレには海の母、命をつかさどる意味合いもあるそうです。

よって、ポグランマンマーレはもとをたどれば、生きているものみんなのお母さんかも。これだけ大きくて包容力を感じるのも納得できますね。

ナイアルラトホテップ

ナイアルラトホテップとは、以下になります。

ナイアーラトテップ (Nyarlathotep) は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神。日本語では他にナイアーラソテップナイアルラトホテップニャルラトホテプニャルラトテップなどとも表記される。

この名前は架空のものだが、エジプト語の接尾語「 -ホテップ(-hotep)」は「平和」或いは「満足」を意味する。

初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編小説『ナイアルラトホテップ(1920年)』。この小説でナイアーラトテップは古代エジプトのファラオのような「背の高い浅黒い男」と表現されている[1]。「クトゥルフ神話」体系におけるナイアーラトテップは旧支配者の一柱にして、アザトースを筆頭とする外なる神に使役されるメッセンジャーでありながら、自身の主で旧支配者中、最強のアザトースと同等の力を有する土の精であり、人間はもとより他の旧支配者達をもさげすんでいる。

引用元:ウィキペディア

難しいですが、要するに土の精である、人間たちを蔑んでいる精霊になります。

グランマンマーレは優しそうな印象を受けますが、実は人間たちに対してさげすんでいる存在ではないかと考えれらます。

そして、最後、宗介のポニョに対する愛を試すなど、試練を与えます。

また、ポニョは死後の世界である説があり、全てを飲み込んでしまった人間たちに対する罰を与えたのだと思います。(原因は環境などの変化に対する警告が考えられる)

実は恐ろしい精霊だと仮説する事ができます。

海の神様・仏の類

上記のような正体も考えられますが、最も有力であり正当なのは、海の神様・仏の類です。

神々しく輝くグランマンマーレを見た船員は観音様と口にしています。

ポニョは特別なな存在として、グランマンマーレの血をひくことで、巨大な魔法の力を持ち、巨大な波を操ることができました。

よって、宗介に遇わなければポニョもグランマンマーレのような海の神様のような存在になっていたのではないでしょうか。

ポニョはグランマンマーレ(海の神様)の後継者だったのかもしれません。

そして、ポニョは宗介に出会い、グランマンマーレはフジモトに出会い、神でありながらも人間と関わりを持ってしまいました。

そして、海の神としての役割を終え、海をコントロールする神を失い、今作のような天変地異が起きたのだと思います。

そう考えると、深い設定だと思います。神を捨て、人間との愛に全てを委ねた。そんなストーリーだと考察します。

「グランマンマーレ」モデルや由来について(オーフィリア)

グランマンマーレにはモデルが存在します。

イギリスの画家ジョン・エバレット・ミレーの描いたオフィーリアだと言われています。

シェークスピア、ハムレットのオフィーリアになります。

恋に破れ、気が狂って溺れて死んでしまう彼女。たくさんの画家が彼女にインスピレーションを感じ多くの絵を描いています。

まさに先ほど紹介した、「海の神様」と合わせて考えるとわかりやすいと思います。

グランマンマーレからは、大きな包容力は感じますが、生き生きとした力は感じません。よって、生と死が隣り合わせにある存在なんです。

神としても、人間としてもモデルにしているため、視聴者側からすれば謎が多いキャラクターにする事で、様々な憶測をさせる意図もあると思います。

「グランマンマーレ」の名前の意味は?

そして、グランマンマーレとの名前の意味は”グラン”と”マンマーレ”に分けて考えます。

グランとは英語で”grand”と書き、“壮大な”という意味があります。

次にマンマーレですが、さらに“マンマ”と“ーレ”に分けます。

イタリア語で母親をMamma(マンマ)や、Madre(マードレ)と言います。マンマは”ママ”に近い言葉にあたり、マードレは”お母さん”に近いそうです。

どちらも”ママやお母さん”という意味の近い言葉を合わせて”マンマーレ”になったのと思われます。

語呂がよく呼びやすいものにまとめて「グランマンマーレ」になったと考察します。

フジモトとの関係について(リサと対比する)

最後にグランマンマーレとフジモトの関係です。

グランマンマーレは、フジモトが若いころあの有名な潜水艦ノーチラス号で乗組員をしていたころ、恋に落ち結ばれたようです。

だからと言ってフジモトが彼女を一人占めできるわけでなく、彼女と遇う瞬間をたのしみにしていることを語っていたことからも、望んだ時に会えない存在だと思います。

フジモトにとって彼女は何よりも尊い存在のように感じます。逆に、彼女にとってフジモトは愛ポニョの父としてのパートナーのようなももであり、どこか無機質に感じます。

よって、海へと関わりを持つ全ての人の恋人・または母親であると思います。

フジモトはあくまでその中一人であり、想いが強すぎたため、人間を捨てグランマンマーレと関係を持ったのだと思います。

まとめ

今回は崖の上のポニョ・グランマンマーレの正体は何者なのか、意味や、モデルフジモトとの関係について考察していきました。

今作は子供向けの作品に思えるのですが、実はかなり深いメッセージ性を持った作品になります。

その中でグランマンマーレは正体を明確にしない事で、作品を深く知る人が様々な憶測を立てるのが目的だとも思えます。

真実はもしかするとないのかもしれません。

何度も作品を見て、考察すると面白い映画になります。

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