心が叫びたがってるんだ。結末が納得いかない理由は?ラストの意味を考察

心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)は「あの花」などのチームで制作されたヒットアニメ映画になります。

今作では、それぞれのキャラクターたちが言葉に出せない想いを関わりを通じて吐き出す青春ストーリーになります。

しかし、ここさけは最後の結末に納得がいかないという意見が多いようです。今回はそんなラストの結末がの意味や納得できない人の理由について考察していきます。

心が叫びたがってるんだ。結末が納得いかない理由は?

ここさけでは、ヒロインである成瀬順が幼少期に自分のお喋りのせいで両親を離婚に追いやってしまったことに後悔し、玉子の妖精に喋れないように呪いをかけられます。

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そして、主人公の坂上拓実をメインにクラスメイトの中で、その呪いに打ち勝っていくストーリーになります。

今作では男女の関係、ラブコメディ要素も多くないものの、それぞれを思う気持ち、四角関係も登場します。

  • 坂上拓実
  • 成瀬順
  • 田崎大樹
  • 仁藤菜月

で「地域ふれあい交流会」の実行委員を通して距離が近づきます。

成瀬順・・・物語の中で坂上拓実に好意を抱き始める。

田崎大樹・・・必死に自分の呪いに立ち向かう姿や実行委員を通じて成瀬順に好意を抱く。

仁藤菜月と坂上拓実は過去に付き合っていた経緯がある。菜月はそのことを引きずっている。

このようにそれぞれ、異性としての好意や過去を持っており、結末としては誰かが結ばれる、またはより距離が縮まる展開が予想されますが、結末はモヤモヤする展開でした。

田崎が成瀬に告白し、坂上は成瀬ではなく仁藤を選びます。

物語の展開的にも、

  • 成瀬順:坂上拓実
  • 田崎大樹:仁藤菜月

のペアで結末を迎えるのが自然であると感じた人も多いのではないでしょうか。

よって、この組み合わせに違和感を感じて納得いかないという人が多いようです。

しかし、個人的にもこのラストの結末には意味があると感じているので考察していきます。

「ここさけ」のラストの意味を考察

本作、脚本を務める岡田磨里さんは、今回のような結末をよく描くと言われています。

あくまで「ここさけ」のメインキャラとなる成瀬順のように何かしら自分の殻に閉じこもってしまったキャラクターたちが向き合っていくストーリーになります。

その中で男女間の想いが芽生えることもありますが、もし、上記で紹介していたような組み合わせのシナリオで恋愛模様が進んでいき、結末を迎えると本質から離れてしまうと思います。

成瀬順と坂上拓実が仮に結ばれていたとするのであれば、過去の仁藤との中途半端だった恋愛関係に蓋をしてしまうことになります。そして、実は漫画版1巻では仁藤と坂上の中学時代の描写も詳しく描かれており、両想いであることもわかっています。

よって、拓実はかつての彼女出会った仁藤ともう一度想いを伝えます。

田崎に関しては、純粋に実行員の中で距離が縮まり順の事が好きになったという流れになります。

それぞれのキャラクターの視点で考えれば、不自然なことではないと思います。

私たち視聴者はどこかで「こうなって欲しい」「こうなるだろう」と望んでいるのですが、あえて脚本家の岡本さん逆手にとってそれぞれキャラクターの視点から、ラストを描いたのだと考察します。

また、結末に違和感を与えることにより、疑問を持たせてキャラクター一人一人を見て欲しいという願いもあったのかもしれませんね。

学生時代の青春ストーリーなので、これから誰が結ばれるのか、その後どうなるのかまだまだ成長段階のキャラクターたちだからこそ、モヤモヤさせたとも考えられますね。

まとめ

今回は、心が叫びたがってるんだ。結末が納得いかない理由やラストの意味を考察していきました。

個人的のも結末に関しては、かつてないモヤモヤ感を劇場で感じたのを覚えています。ですが、あえてこの展開、メインキャラクター同士が結ばれない結末に衝撃を受けました。

するとトータルして作品を見る事ができるので、それぞれのキャラの視点を意識してみると全く違った感じ方をする事ができます。

是非、あなたも同じように視点を意識して何度も見る事をおすすめします!

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